気持ちに気づく習慣があったら…

週末にシリコンバレーにあるシナプススクールでEQ、正確にはSEL(Social Emotional Learning;社会的情動学習)を担当しているケイコ・サトウ・ペリー先生のオンライン講座に参加することができました。シナプススクールというのは、私がEQを学んだシックスセカンズの代表者たちが設立した学校で、幼稚園~中学校相当の子供たちにSELをコアとしたカリキュラムを提供しています。
お話はどれも興味深くて、本当にあっという間に時間は過ぎてしまうし、終わった後もしばらくは興奮冷めやらぬ気持ちでした。

SELは近年数多くの研究結果が発表されていて
学業成績が上がった、中退率が下がった、いじめの防止につながった、校長室への呼び出しが減ったなどの効果が報告されています。

この学校ではとにかく生徒一人一人の「心」を大切にしていて、
子どもたちがどんな気持ちかということを一日に何回も考え、表現する機会があります。
算数などの科目にも指導案にEQの要素を必ず取り入れる要素があるのだそうで、
例えば理科の時間だと、「植物のどの部分が自分の気持ちに合う?」といった話をしたりもするそう。

そしてケイコ先生の担当する科目はその名も「セルフサイエンス」、
「自分自身を研究する」、自分の心の中を探求する科目。
自分の気持ちを知るだけでなく、その気持ちをどう行動にいかしたり、
周りの人をどう助けていくか、というようなことも学びます。

お話の中で最も印象に残っているのがスペシャルタイムと呼ばれる時間。
癇癪や問題行動の見られる子供には、叱るよりもまずはつながりを強める時間を持つのだそう。
一対一で5分間、なんでも好きなことしてもいいよ、といって先生と子供でリラックスした時間を過ごすのです。
想像するだけでも、子どもたちが落ち着き、安心できる様子がわかる感じがします。
子どもたちは自分を見てほしいんですよね。

これは問題行動がなくてももちろんとても大切なことで、
特に忙しいお父さん、お母さんが取り入れるとよい習慣だと先生がおっしゃいました。
仕事をしていて、今日は何もしてやれなかった、でもあの時間だけは持つことができた、というのは親にとっても励みになりますよね。
私も取り入れたい!

それからケイコ先生が参加者にこんな質問をしました。

「気持ちに気づく習慣があったら、どんなことが起きるでしょうか」

どんなことが起きると思いますか?

コメントでは「怒りをぶつけることがなくなる」「突発的な行動をしなくなる」「冷静になる時間を持てる」「自分も相手も大切になる」「穏やかに過ごせそう」・・・・などなどがあがりました。本当に、自分や相手の気持ちを尊重している状態って穏やかで優しいイメージがあります。
そういう毎日にさせてくれるのが、EQを学ぶ一つの、そして大きな意味なのですね。

SELはアメリカでは広まりつつあるそうですが、日本ではまだまだ。
もしあったとしてもそれにアクセスできる人は限られるでしょう。
でも、家庭でもできることがたくさんあります。

michiとしてもそのために様々な方法をお伝えしていきたいと、改めて強く感じています。

もし興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、POP-UPフェスティバルにも参加されてみてくださいね。

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