理想を手放し、ありのままの自分に気づく

今月も、ヨガ指導者のMizukiさんと一緒に、大町市の森の休息さんにて瞑想と呼吸法のワークショップを開催しました。森の休息さんは、いついっても居心地の良い、人が集まるぬくもりを感じる場所。オーナーさんの人柄が反映されているんだろうなあと思います。

今回も簡単な瞑想の説明と実践をしたのち、Mizukiさんが呼吸法を指導、そして最後にまた瞑想をして締めくくる、という内容で行いました(※写真は呼吸法の時のものです)。初めて瞑想を体験された方も、「こんなふうに何もしない時間って、普段ないけど大切だよね」と、休止する時間を味わってくださったようでした。

一方、参加してくださった方のお一人が、瞑想は好きだけれど、少し苦手意識を感じている・・と仰っていました。なかなか思うように瞑想できない・・・ということを気にされているのですが、実はこれは私も含め、多くの人がよく引っかかるポイントではないかと思います。

「瞑想」っていうと「無」にならなくてはいけない、思考を手放さなくてはいけない・・と思われる方が多いのですが、マインドフルネス瞑想に関して言うと、こうした「あるべき姿」は持たず、ただただ呼吸に意識を置き、ありのままの自分の心の様子に気づいていること、それが瞑想なのです。そわそわして「まだ終わりじゃないかな」、と落ち着かなかったとしても、「これでできているのかな」とずっと気になっていたとしても、それら全部をありのままに気づき、何もしないでおくこと。その考えを無理に押しのけようとしないこと。それで良いのです。

普段の生活においては、例えば学校や仕事でも、「目標」「ありたい姿」なんてものを描いて、そこに向かって今自分が何をするべきか・・・なんてことを考えることが多かったのではないでしょうか。だから私もそんな向き合い方が染みついていたように思います。でも瞑想では、そうした理想の姿を描くことなく、ただ、今の姿をありのままに見、何もコントロールしようとしない。

そう一度理解してからも、ついつい癖で心が落ち着いた状態に持っていきたくなってしまったりします。一度心が落ち着いたら、それをつかみたくなります。でも、そういう心の動きも含めて、リラックスして、責めることなく自分を見れるようになったとき、瞑想はうまく進んでいるのです。

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